THE★映画日記

映画(たまに漫画や文学)の感想と批評、映画を取り巻く風潮についての雑感など。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『赤ひげ』

赤ひげ 発売日: 2015/04/22 メディア: Prime Video 『七人の侍』のときも思ったが、いくら黒澤明といえども3時間は長いしダレる。『七人の侍』は冒頭の百姓たちの相談シーンから侍たちの仲間集め、中盤の百姓と侍たちとの交流や戦への備え、そして終盤の戦闘…

『6才のボクが、大人になるまで。』

6才のボクが、大人になるまで。(字幕版) 発売日: 2015/07/22 メディア: Prime Video 12年かけて同じ俳優たちを起用してちょっとずつ撮影することで、当初は少年であった子役が思春期を過ぎてローティーンになるまでを映画においてリアルに再現しているところ…

『用心棒』

用心棒 発売日: 2015/04/22 メディア: Prime Video 黒澤明の作品といえば以前は『生きる』がいちばん好きだったのだが、昨年に『用心棒』を再視聴してからは『用心棒』に軍杯をあげている。続編にあたる『椿三十郎』もかなり好きだ。どちらもシンプルながら…

『寝ても覚めても』

寝ても覚めても 発売日: 2019/03/06 メディア: Prime Video 大阪に住んでいる女が暴力性のありDV傾向もありそうな男に路上でいきなりキスされて惚れてしまい、しばらくベタベタしたりことあるごとにキスしたりしながら付き合うが、男の方は無責任なろくでな…

『アニー・ホール』

アニー・ホール [DVD] 発売日: 2006/02/01 メディア: DVD ノア・バームバックの監督作品を見るたびに「ウディ・アレンの作品に似ているなあ」と思わされているので、本家のウディ・アレンのなかでもいちばん評価の高い代表作を再視聴。 大人同士の恋愛の話で…

『ガントレット』

ガントレット(字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video クリント・イーストウッドが監督で主演。ヒロインのサンドラ・ロックのセクシーな姿と、最終盤で乗ってきたトラックが経験たちに狙撃されまくるシーンが見ものだ。逆に言えば他に特筆すると…

『ハイキュー!!』

ハイキュー!! 28 (ジャンプコミックス) 作者:古舘 春一 発売日: 2017/10/04 メディア: コミック 現在、28巻まで無料公開中なので28巻まで読んだ。 週刊少年ジャンプは毎号読んでいるのだが、その中には読んでいない作品も多い。新連載はある程度話題になって…

『インヒアレント・ヴァイス』

インヒアレント・ヴァイス(字幕版) 発売日: 2015/08/19 メディア: Prime Video 前回の無料期間が終わる直前にU-NEXTを解約して、数ヶ月じっと我慢していたらついにU-NEXTから「また一ヶ月だけ無料期間を体験させてあげるよ」というメールが届いたのですぐに…

『ハッピー・デス・デイ』

ハッピー・デス・デイ (吹替版) 発売日: 2019/11/21 メディア: Prime Video Amazon primeでなんか無料になっていたので家事や食事の片手間に鑑賞。Amazonレビューでは「ヒロインがあばずれ」「ヒロインがクソ女」「ヒロインがビッチ」とあけすけに書かれてい…

『マイ・インターン』

マイ・インターン(字幕版) 発売日: 2016/01/13 メディア: Prime Video 公開当時はわたしはフリーターで、劇場で観て「俺も仕事についてマジメに考えてまっとうに働いて真面目に生きるべきだなあ」みたいな感想を抱いた覚えがある。そもそもこのテのいかにも…

『ヒート』

ヒート (字幕版) 発売日: 2017/03/03 メディア: Prime Video 先日に『フェイク』や『カリートの道』を再視聴したので、同じく90年代の裏社会や犯罪ものでアル・パチーノが出てくる『ヒート』も再視聴した。この作品ではアル・パチーノは犯罪者ではなく刑事で…

『ミストレス・アメリカ』

ミストレス・アメリカ (字幕版) 発売日: 2016/07/20 メディア: Prime Video ノア・バームバックが監督で、グレタ・ガーウィグが準主役的な役柄を演じており、脚本はバームバックとガーウィグの共同制作な作品だ。この組み合わせては、準主役と主役との違いを…

『フェイク』&『カリートの道』

フェイク (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video カリートの道 (字幕版) 発売日: 2014/01/01 メディア: Prime Video 『フェイク』はNetflixで、『カリートの道』はAmazon primeで視聴。どっちも10年以上前にDVDで見たのを再視聴した。どっちも…

『ワンダー 君は太陽』

ワンダー 君は太陽(字幕版) 発売日: 2018/10/26 メディア: Prime Video 生得的な障害により顔に著しい変形障害を負っている子どもの主人公が学校に通い始めて、当初は見た目を理由に同級生からいじめられたりするが、やがて段々と同級生と打ち解けていったり…

『ジャッジ 裁かれる判事』

ジャッジ 裁かれる判事(字幕版) 発売日: 2015/05/27 メディア: Prime Video タイトル通りに法廷が舞台となり、田舎町の判事をやっている父親(ロバート・デュヴァル)が交通事故で人を死なせたところを弁護士の主人公(ロバート・ダウニー・Jr.)が弁護する…

『ハドソン川の奇跡』

ハドソン川の奇跡(字幕版) 発売日: 2016/12/22 メディア: Prime Video 実際に起きたUSエアウェイズ1549便不時着水事故を題材にしており、見事に不時着を成功させた機長が主人公(トム・ハンクス)。しかし、事故そのものではなく、事故の調査委員会が事後に…

『パッセンジャー』:倫理的にヤバいのに主人公に同情してしまう怪作(ネタバレあり)

パッセンジャー (字幕版) 発売日: 2017/06/28 メディア: Prime Video 5000人もの乗客を乗せて、宇宙船が地球から移住先の星まで航海する。航海にかかる時間は120年だが、乗客たちは到着数ヶ月前に目がさめる設定でコールドスリープされている。しかし、出発…

『ガタカ』

ガタカ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 『ガタカ』といえばSFだし、生命倫理の重要なテーマを扱った映画である*1。しかし、久しぶりに再視聴してみると、SF的な部分や生命倫理的な部分よりもヒューマンドラマや登場人物の描写の方が肝で…

『50/50』

50/50 フィフティ・フィフティ(字幕版) 発売日: 2015/11/15 メディア: Prime Video Amazon primeで再視聴。公開当時には、今はなき新京極シネラリーベという映画館で当時に付き合ってた彼女と一緒に見に行った思い出がある。意外と下ネタが多くて、観終わっ…

『THE GUILTY/ギルティ』:地味

THE GUILTY/ギルティ(字幕版) 発売日: 2019/10/16 メディア: Prime Video なんか昨年に公開されていたときにやたらと話題になったり「傑作だ」という評判を聞いたきがするから、配信で視聴。しかし、とにかく地味な作品だった。 デンマーク産のスリラー映画…

『ブライトバーン/恐怖の拡散者』:グロいが怖くはなくてつまらない

ブライトバーン/恐怖の拡散者 (字幕版) 発売日: 2020/02/05 メディア: Prime Video 2020年になってから良作や話題作が次々と封切りされていて喜ばしいことだ。コロナウィルスの影響のせいで3月や4月公開予定の作品がどんどん延期になっており、これからしば…

『ブラック・クランズマン』

ブラック・クランズマン (字幕版) 発売日: 2019/10/09 メディア: Prime Video Amazon primeで無料になっていたから初視聴。公開当時は見に行くかどうか迷っていたのだが、上映館が少なくて不便だったのと「なんか重い内容だったら嫌だなあ…」という気持ちが…

『ビリーブ 未来への大逆転』

ビリーブ 未来への大逆転(字幕版) 発売日: 2019/08/02 メディア: Prime Video 後にアメリカ初の女性の最高裁判事になったルース・ベイダー・ギンズバーグという人が1970年代に弁護士として行った男女平等裁判を題材にした映画。かなり地味な内容だが、悪くな…

『ボギー!俺も男だ』:1970年代の作品だが、「有害な男らしさ」がテーマ?

ボギー!俺も男だ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 1972年の作品。ウディ・アレンが主演でダイアン・キートンがヒロイン、という『アニー・ホール』的な組み合わせ。監督はハーバート・ロスという人だが、wikiを見たところウディ・アレン…

『ジャッカルの日』

ジャッカルの日 [DVD] 発売日: 2012/04/13 メディア: DVD TSUTA TVの見放題にあったので再視聴。 1960年代のフランスを舞台に、シャルル・ド・ゴール大統領の暗殺を企む暗殺者「ジャッカル」が主人公の映画だ。2時間半近くある大作だが、フランスの右翼組織…

Netflix(US)的価値観が良いことなのか?

ポジティブ病の国、アメリカ 作者:バーバラ・エーレンライク 発売日: 2010/04/10 メディア: ハードカバー このブログをはじめてから「あの映画はポリコレ要素のせいでマイナスになった」「この映画はフェミニズムの主張が強すぎてつまらない」ということばっ…

『スキャンダル』:「シスターフッド」ものにしてはバランスが取れた良作

このブログの熱心な読者なら気付かれているかもしれないが、わたしは「シスターフッド」をテーマとした映画が全般的に苦手である。理由は色々とあるが、「シスターフッド」をテーマとしたそれだけで一定層からの評価がある程度は確約されてしまうために映画…

『レ・ミゼラブル』(2019):『レ・ミゼラブル』は関係ありません

ヨーロッパ映画には全体的に苦手意識を持っているのだが、このあいだNetflixで観た『ザ・スクエア 思いやりの聖域』はそれなりに面白かった。いまは失業中だが、仕事を再開するとおそらく難解で深刻なヨーロッパ映画を見る気力は失われてしまって、エンタメ…